興味のある銘柄を選ぼう!

株式投資を始めるときは、「儲かりそう」という理由だけで、まるで興味のない銘柄を選ばないようにしましょう。
その時は上昇傾向にある業種の銘柄も、ある日突然、値下がりすることが考えられます。
株価が下降する時は、事前にそのサインのようなものが出ているのですが、興味のない業種の場合は、情報に対してアンテナが張られていないためサインを見逃してしまう可能性が高くなります。

一方、興味のある銘柄を選んで投資をする場合は、日頃からその銘柄の仕事内容などに興味を持っているはずです。株価が上がりそうな時、下がりそうな時のサインを誰よりも早く察知できるかもしれません。

例えばスマホゲームを日常的に楽しんでいる人なら、スマホゲーム関連の銘柄に絞って投資をするといいかもしれません。
あるゲーム会社が新しく投入するゲームを試してみた時、「これはヒットする」と思うかもしれません。

その予想通りにゲームがヒットした場合、株価が上がる可能性が高いです。誰よりも早くそのゲーム会社の株を購入し、株価が高くなったときに含み益を得ることができます。

また保有している銘柄のゲーム会社の新作が、イマイチだと感じた時は、手放す選択も可能になります。

このように自分が精通している業種の銘柄で取引をすれば、もうけを出しやすく、リスクを減らせるというメリットがあります。

株主優待狙いでも!

株式投資の初心者の場合、「株主優待」を目当てに投資を始めるという方法もあります。
株主優待は、1年に1回、または1年に2回ほど、株主に配られる自社製品になります。
例えば、イタリアンレストランの株主優待の場合は、イタリアの食材の詰め合わせだったり、そのレストランの招待券、割引券などになります。

仮にイタリアンラストランの銘柄を100株購入した時、投じる資産が10万円だとします。一方で株主優待の招待券の価値が5,000円だとします。
すると、10万円の投資で5,000円のリターンがあると考えて、「5%の利回り」と考えることもできます。
もし株価が一定していたら、毎年5%から10%の利益を得られることになります。

もちろん、さらにそのイタリアンレストランの株価が上がれば、含み益も得られます。また株価が下がり、5,000円分下がったとしても、株主優待の利益を含めれば損失ゼロと考えることもできます。
このように株主優待狙いで株式投資をすると、満足度が高いだけでなく、損失を少なくするリスクヘッジにもなります。